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岡崎、2ゴール1アシスト!!今季通算8得点でドイツでのシーズン自己記録を更新

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[12.21 ブンデスリーガ第17節 ハンブルガーSV2-3マインツ]

 ブンデスリーガは21日、第17節2日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツは敵地でハンブルガーSVと対戦し、3-2で競り勝った。岡崎は全得点に絡む2ゴール1アシストを記録。アウェーでは3戦連発となり、今季3度目の1試合2ゴールで今季通算8ゴールとすると、シュツットガルト時代の11-12シーズンに記録したドイツでのシーズン自己記録を早くも塗り替えた。

 シーズン折り返しとなる年内最終戦。前半21分に先制を許したマインツだが、徐々に反撃を強めていく。前半30分、スルーパスに抜け出したMFニコライ・ミュラーの折り返しに岡崎がフリーで合わせたが、左足のシュートは至近距離でGKが足でセーブ。決定機を生かせず、前半は1点ビハインドで折り返した。

 それでも後半2分、高い位置からプレッシャーをかけて追い込むと、こぼれ球を拾ったMFユヌス・マリがスルーパス。絶妙なタイミングでDFラインの背後を取った岡崎はGKとの1対1から冷静に右足で流し込み、1-1の同点に追いついた。前半のシュートミスを取り返す鮮やかな同点弾。直後の後半5分には、スルーパスからPA内左に抜け出した岡崎がマイナスに折り返し、ミュラーが右足で勝ち越しゴールを奪った。

 後半34分、相手セットプレーからゴール前混戦の中、MFラファエル・ファン・デル・ファールトに押し込まれ、2-2の同点に追いつかれたが、同37分にハンブルガーSVのDFトマス・リンコンが岡崎に対するファウルで2枚目のイエローカードを受け、退場。数的優位に立ち、最後は劇的な幕切れが待っていた。

 後半アディショナルタイム、後方からの縦パスに反応した岡崎がゴール前に飛び出す。ヘディングでトラップしたボールは前方に流れたが、自ら追いつき、右足を振り抜いた。3-2と勝ち越す劇的な決勝点。4試合ぶり今季3度目の1試合2ゴールを記録した岡崎は、今季通算8得点。ドイツ移籍後のシーズン最多ゴールは11-12シーズンにシュツットガルトで記録した7ゴールだったが、リーグ戦の半分を消化した時点で早くも自己記録を更新した。チームも4試合ぶりの白星を挙げ、最高の形でウインターブレイクに入った。


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