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長友がキャプテンで先発も…インテルはユベントスに完敗

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[2.2 セリエA第22節 ユベントス3-1インテル]

 セリエAは2日、第22節を行った。日本代表DF長友佑都が所属するインテルは敵地でユベントスと対戦し、1-3で敗れた。インテル加入後初となるスタートからキャプテンマークを巻いてプレーした長友もフル出場したが、勝利を挙げることは出来なかった。

 序盤から攻勢を強めるユベントスは、開始早々FWカルロス・テベスが立て続けにシュートを放ち、決定機を迎える。これはGKサミール・ハンダノビッチの体を張ったセーブにはじき出されたが、前半15分、MFアンドレア・ピルロのアーリークロスをMFステファン・リヒトシュタイナーが頭で合わせて先制点を奪う。

 前半は何とか1失点で抑えたインテルだったが、後半に入ると、勢いの差はさらに如実となる。後半2分、ゴール前で長友のクリアが中途半端になったボールを繋がれると、最後はDFジョルジョ・キエッリーニに押し込まれる。さらにFWディエゴ・ミリートを投入し反撃を試みた直後の後半10分、MFアルトゥーロ・ビダルに蹴り込まれ、点差は3点に広がった。

 インテルもようやく後半27分、CKの混戦からDFロランドが押し込み1点を返す。14年に入って勝利のないインテルだが、得点も1月13日のキエーボ戦で長友が奪った得点以来、2点目。3試合ぶりの得点を挙げたが、王者相手にこれ以上迫る力は、今のインテルにはなかった。

 長友はこの日も左MFでフル出場した。インテル加入後初のスタートからキャプテンマークを巻いてプレーしたが、らしさを見せることが出来ず、チームを勝利に導くことは出来なかった。インテルの14年に入っての公式成績は2分4敗。昨年から続く敵地戦の連敗は4に伸びた。

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