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アーセナル対マンUはスコアレスドローに。香川、宮市はベンチ外

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[2.12 プレミアリーグ第26節 アーセナル0-0マンチェスター・U]

 プレミアリーグは12日、第26節を行い、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。アーセナルがボールを保持し、多くのチャンスをつくったものの最後までゴールを決めることはできずに、スコアレスドローで試合は終了。なお、アーセナルのFW宮市亮、マンチェスター・UのMF香川真司はともにベンチ外だった。

 最初の決定機は、アウェーのマンチェスター・ユナイテッドに訪れる。開始2分、高い位置でボールを奪ったFWロビン・ファン・ペルシーがGKボイチェフ・シュチェスニと1対1になるが、シュートは正面を突き、得点を挙げられない。同18分にもファン・ペルシーはゴール正面、やや左寄りでボールを受けて、縦に仕掛けてシュート。しかし、右足から放たれたボールは、ゴール右へ逸れて行った。

 一方、ボールポゼッションでは上回るアーセナルも、前半10分にMFトマシュ・ロシツキーが放ったシュートがDFに当たり、GKダビド・デ・ヘアの逆を突く形でゴールマウスに飛んだが、シュートに反応したデ・ヘアに抑えられて得点できない。その後も、FWオリヴィエ・ジルが何度かシュートを放ったが、得点を挙げることはできずに、スコアレスで前半を折り返した。

 後半に入ると、ユナイテッドは前半終了間際にジルとの競り合いから負傷したDFラファエウ・ダ・シウバを下げて、DFリオ・ファーディナンドを起用し、DFクリス・スモーリングを右SBに回した。

 前半と変わらずにボールを保持するアーセナルは、17分にCKからDFローレン・コシールニーがヘディングシュートを枠に飛ばすが、ライン上にいたMFアントニオ・バレンシアにヘッドでクリアーされる。その直後には、左サイドからのクロスボールをPA内で受けようとしたジルが、DFネマニャ・ビディッチに倒されたが、主審はファウルを認めずにPKは与えられなかった。

 その後も両サイドからチャンスをつくったアーセナルだったが、得点はできない。後半30分には両チームのベンチが動く。アーセナルはロシツキーを下げて、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを投入、ユナイテッドはマタを下げて、MFアドナン・ヤヌザイを起用した。攻勢の続くアーセナルは、32分にも右サイドからDFバカリ・サニャが上げたクロスに、ジルが飛び込むが、わずかに届かない。

 後半に入り、チャンスのなかったユナイテッドも後半35分、カウンターからFWウェイン・ルーニーのクロスを受けたファン・ペルシーがヘッドでゴールを狙ったが、GKシュチェスニが右腕で弾いたボールは、クロスバーを叩いた。後半37分にユナイテッドは最後の交代枠でバレンシアを下げ、MFアシュリー・ヤングを投入する。

 後半39分にはアーセナルがPA内で細かくパスを交換し、最後はMFメスト・エジルのパスをMFサンティ・カソルラがシュート。決定的な場面だったが、GKダビド・デ・ヘアに反応され、得点できなかった。試合終盤にもエジルのFKやサンティ・カソルラのミドルシュートでアーセナルはユナイテッドゴールを脅かしたが、得点を挙げることはできずに0-0で試合は終了。両チーム、勝ち点1を分け合った。


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