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見せ場なく交代の本田にブーイング…ミランはバロテッリ弾で勝利手繰り寄せる

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[2.14 セリエA第24節 ミラン1-0ボローニャ]

 セリエAは14日、第24節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランがホームでボローニャと対戦し、1-0で勝利した。2試合ぶりに復帰した本田は後半21分までプレーしている。

 前節のナポリ戦は胃腸炎のため招集外となっていた本田だが、メンバー復帰を果たすと、即先発に復帰。攻撃陣はFWマリオ・バロテッリを1トップに、2列目には右から本田、同じく先発復帰したMFカカ、そしてナポリ戦でデビュー戦ゴールを決めたMFアデル・ターラブトが並んだ。

 ホームでスッキリ勝って19日から始まるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメントに臨みたいミランだが、前節の敗戦を引きずるかのように、序盤から苦しいゲームを強いられることになる。規定により19日のAマドリー戦には出場できない本田も、この試合でなんとか結果を残そうと反撃を試みるが、コンディション不良からか、低調なパフォーマンスが続く。

 結局、本田は後半21分にFWジャンパオロ・パッツィーニと交代でピッチを後にする。交代の際には詰めかけたミランサポーターからブーイングが浴びせられるほど、見せ場のない復帰戦となってしまった。

 試合は終盤の一撃で決まった。後半41分、右サイドでボールを受けたバロテッリが右足を一閃。ペナルティーエリア外から思い切り放たれた無回転シュートは、そのままゴール左隅に突き刺さるスーパーゴールになり、ミランが力ずくで勝利を手繰り寄せた。 


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