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長友が決勝アシストのインテルが3か月ぶり連勝

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[2.15 セリエA第24節 フィオレンティーナ1-2インテル]

 セリエAは15日、第24節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でフィオレンティーナと対戦し、2-1で勝利した。後半42分まで出場した長友は、後半20分に決勝点をアシストする活躍を見せ、勝利に大きく貢献している。

 前節のサッスオーロ戦でようやく14年初勝利を挙げたインテル。今節は敵地に乗り込み、勝ち点差では「8」離れているが、順位では1つ上の4位に付ける好調フィオレンティーナとの対戦になった。

 序盤から連勝を狙うインテルの積極性が目立った。前半13分のカウンターから放たれたFWロドリゴ・パラシオのシュートは惜しくも左ポストに嫌われてしまったが、積極的に先制点を奪いに行った。

 すると前半34分、MFフレディ・グアリンの浮き球パスを胸コントロールで受けたパラシオが右足で押し込み、インテルが2試合連続の先制に成功。パラシオは13年最終戦となったミラノ・ダービー以来のゴールとなった。

 しかし後半開始早々、インテルは一瞬の隙を突かれてしまう。1分にも満たない開始55秒、MFフアン・クアドラードがエリア外中央から右足を振り抜く。GKサミール・ハンダノビッチも反応したが脇を抜け、フィオレンティーナに同点弾が生まれた。

 だがこの男が勝利をグッと引き寄せる得点を演出した。後半20分、再三攻撃参加を繰り返す長友が左サイドからクロスを上げる。これが中央に走り込んだ途中出場のFWマウロ・イカルディの左足に合い、勝ち越し点がインテルに生まれた。

 フィオレンティーナも後半23分から長期離脱していたFWマリオ・ゴメスを復帰させるなど、反撃を試みるが、インテルは落ち着いた試合運びでこのままリードを守り抜く。長友は後半42分に今季2度目の途中交代となったが、インテルは第11節、12節以来、約3か月ぶりの連勝を飾った。


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