[Y☆voice185]尚志FW皿良優介「『THE CHANCE』、やるからには絶対に受かりたい」
高校サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第185回は尚志(福島)FW皿良優介主将(3年)です。
1月の全国高校選手権で4強進出に貢献したFWは今年もチームの柱として全国高校総体出場へ導いた。あす30日には自身の将来を切り開くための挑戦となる、世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」へ参加。全国総体、そして「THE CHANCE」へ向けた意気込みを語った。(取材日:6月29日)
―全国総体予選は上手く勝ち抜くことができた
「最初チームがバラバラだったんですけど、一戦一戦試合をやっていくにつれて、チームに団結力が出てきたというか、みんな周りを気にするようなプレーが増えてきたので、そこが良かったと思います」
―苦しい戦いだった?
「苦しかったです。特に聖光(学院)と富岡は苦しかったです」
―キャプテンとしての仕事はできた
「できました。全試合ゴールに絡めたので」
―全国総体へ向け、気持ちも高ぶってきていると思うが
「去年、ベスト8という記録を出したので、それを最低目標にして、もっともっと上を目指していきたいです」
―春から成長した部分は?
「声の部分だったり、自分がボールに絡まないといけないというのは新チームが始まった時点で言われていた。今までは自分がただ裏、裏くらいでも大丈夫だったんですけど、今は自分が一回受けて、預けて、また受けてという動作で成長できていて、それがゴールにつながっているなと感じています」
―手ごたえは。全国ではどのようなところを試したい?
「手ごたえはあります。全国ではスピードの部分はもちろんですけど、ワンツーとかでもう一回受けるという動きをやっていきたいと思います」
―人工芝グラウンドができて環境も変わった
「今までは雨の日とか練習できなかったんですけど、グラウンドも良くなって、監督のやりたかったパスサッカーというのができるようになった。実際に期待通りにやれているかどうかは分からないですけれど、意識的にはみんなやれてきている。少しずつ(理想に)近づいてきているんじゃないかなと思います」
―全国でのライバルは
「自分は千葉出身なので、流経。そして八千代は意識します」
―あす始まる「THE CHANCE」(30日はセミファイナル東北ラウンド)は何故挑戦しようと
「監督にまずやってみないかと言われたのもあった。自分の進路は就職。それで中学の時の監督からも『サッカーを高校で終わるんだったら、そういう機会があったら、必ず受けて欲しい』と言われていた。そういう機会ができて、受けてみようと思いました」
―2年前には先輩の平野選手(現流通経済大)がロンドンでの最終セレクションにまで行っている
「率直に凄いな、というのがあって。身近な人がこんなに大きな舞台にまで行っているんだと思いました」
―世界規模のセレクションでスケールの大きな舞台に挑むが、意気込みは?
「セレクションとかで受かった経験がないんです。中学の時もジェフで落ちて、尚志でも国体のセレクションで落ちてあまり自信はないんですけど、でも今までこの高校で成長してきた。やるからには絶対に受かりたい」
―まずはあす、一日のテストで全力を尽くさないといけない
「ボールに絡んで自分の持ち味をしっかり出して、それが結果につながればいいと思います」
―尚志の代表としても挑戦する
「まずは最初のセミファイナルで受かること。一個一個大切に試験を受けて、一つひとつに集中していきたいと思います。先を見ないでやります」
―この大会で人生が変わる可能性もある
「やってやろうという感じです。これがきっかけになって進路、視野が広がればいい。自身の考えが変わればいい。やるからには受かりたいと思います」
(取材・文 吉田太郎)
▽関連リンク
連載:「Youth star voice」
1月の全国高校選手権で4強進出に貢献したFWは今年もチームの柱として全国高校総体出場へ導いた。あす30日には自身の将来を切り開くための挑戦となる、世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」へ参加。全国総体、そして「THE CHANCE」へ向けた意気込みを語った。(取材日:6月29日)
―全国総体予選は上手く勝ち抜くことができた
「最初チームがバラバラだったんですけど、一戦一戦試合をやっていくにつれて、チームに団結力が出てきたというか、みんな周りを気にするようなプレーが増えてきたので、そこが良かったと思います」
―苦しい戦いだった?
「苦しかったです。特に聖光(学院)と富岡は苦しかったです」
―キャプテンとしての仕事はできた
「できました。全試合ゴールに絡めたので」
―全国総体へ向け、気持ちも高ぶってきていると思うが
「去年、ベスト8という記録を出したので、それを最低目標にして、もっともっと上を目指していきたいです」
―春から成長した部分は?
「声の部分だったり、自分がボールに絡まないといけないというのは新チームが始まった時点で言われていた。今までは自分がただ裏、裏くらいでも大丈夫だったんですけど、今は自分が一回受けて、預けて、また受けてという動作で成長できていて、それがゴールにつながっているなと感じています」
―手ごたえは。全国ではどのようなところを試したい?
「手ごたえはあります。全国ではスピードの部分はもちろんですけど、ワンツーとかでもう一回受けるという動きをやっていきたいと思います」
―人工芝グラウンドができて環境も変わった
「今までは雨の日とか練習できなかったんですけど、グラウンドも良くなって、監督のやりたかったパスサッカーというのができるようになった。実際に期待通りにやれているかどうかは分からないですけれど、意識的にはみんなやれてきている。少しずつ(理想に)近づいてきているんじゃないかなと思います」
―全国でのライバルは
「自分は千葉出身なので、流経。そして八千代は意識します」
―あす始まる「THE CHANCE」(30日はセミファイナル東北ラウンド)は何故挑戦しようと
「監督にまずやってみないかと言われたのもあった。自分の進路は就職。それで中学の時の監督からも『サッカーを高校で終わるんだったら、そういう機会があったら、必ず受けて欲しい』と言われていた。そういう機会ができて、受けてみようと思いました」
―2年前には先輩の平野選手(現流通経済大)がロンドンでの最終セレクションにまで行っている
「率直に凄いな、というのがあって。身近な人がこんなに大きな舞台にまで行っているんだと思いました」
―世界規模のセレクションでスケールの大きな舞台に挑むが、意気込みは?
「セレクションとかで受かった経験がないんです。中学の時もジェフで落ちて、尚志でも国体のセレクションで落ちてあまり自信はないんですけど、でも今までこの高校で成長してきた。やるからには絶対に受かりたい」
―まずはあす、一日のテストで全力を尽くさないといけない
「ボールに絡んで自分の持ち味をしっかり出して、それが結果につながればいいと思います」
―尚志の代表としても挑戦する
「まずは最初のセミファイナルで受かること。一個一個大切に試験を受けて、一つひとつに集中していきたいと思います。先を見ないでやります」
―この大会で人生が変わる可能性もある
「やってやろうという感じです。これがきっかけになって進路、視野が広がればいい。自身の考えが変わればいい。やるからには受かりたいと思います」
(取材・文 吉田太郎)
▽関連リンク
連載:「Youth star voice」