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[MOM614]近大附FW大西崚太(3年)_ゴール量産中の得点王候補

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]

[7.29 全国高校総体1回戦 四日市中央工1-2近大附 松本歯科大陸上競技場]

 絶好調のエースがV候補撃破の立て役者だった。近大附(大阪2)は前半14分、MF下田義起(2年)の右CKを10番FW大西崚太主将(3年)がダイビングヘッドで先制ゴール。さらに21分にもFW吉野竜生(2年)の突破から、最後は絶妙なポジションニングでゴール前へ飛び込んだ大西が2点目のゴールを押し込んだ。
 
 175cmと決して長身ではないが「落下点を読むのが得意」という大西は空中戦で抜群の強さを発揮し、ゴール前で見せるアイディアと技術が四日市中央工に自由な反撃をさせなかった。山田稔監督もその好調ぶりを認めていたが、現在はまさに絶好調だ。プリンスr-グ関西1部では今月、滝川二(兵庫)から4ゴールを奪ったのをはじめ、3戦連発の計7ゴール。大会直前の堺フェスティバルでは鹿児島城西(鹿児島)、市立船橋(千葉)、米子北(鳥取)から3試合連続ゴールを記録した。

 ゴール量産中のエースは自信も深めている様子だ。目標は「得点王」。主将として誰よりも走りプレーでチームを引っ張るFWは静岡学園(静岡)との2回戦でもゴールで勝利をもたらすつもりだ。

[写真](写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 吉田太郎)

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