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[MOM618]羽黒GK渡部悠己(2年)_初の8強導くPK3本ストップ!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.31 全国高校総体3回戦 羽黒1-1(PK5-4)尚志 松本市サッカー場]
 
 2年生守護神がチームを救った。1-1でPK戦へ突入した試合はいきなり両チームGKが相手の1人目をストップ。その後、3人目が失敗した羽黒に対して尚志は3人連続で成功する。だが、決めれば8強進出の決まる5人目を羽黒GK渡部悠己(2年)が左へ跳んでストップ。チームを救った渡部は5-4で迎えた相手の7人目も再び左へ跳んで止め、チームにとって初、そして山形県勢23年ぶりのベスト8へと導いた。

「プレッシャーを感じずにできた。いつもどおりやれば止められると。とりあえず止められると信じていた。昨日当たってなかったけれど、きょうは来てくれた」。

 天皇杯山形県予選の山形ユース戦で2本を止め、前日行われた上田西(長野1)との2回戦でも4人連続で決められながらも5人目を止めて白星をもたらしていた渡部は再びPK戦のヒーローとなった。

「これが普通です。もっと上を目指しているんで。きょうはクロスの対応をミスっていた。もっと練習していかないといけない」と引き締めた渡部は立正大淞南(島根)戦へ向けて「自分達のサッカー、自分達の満足するサッカーができれば勝てる」。2試合連続PK戦勝利の立て役者は強敵、立正大淞南戦も止めまくる。 

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 吉田太郎)

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