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[選手権]大津MF豊川雄太(3年、鹿島内定)が優勝宣言!「平岡先生を胴上げする」

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 第91回全国高校サッカー選手権が12月30日、東京・国立競技場で開幕。開会式と開幕戦が行われた。

 V候補の一角、大津(熊本)のエースMF豊川雄太(3年、鹿島アントラーズ内定)は9月に負った鎖骨骨折の負傷から熊本県予選準決勝(11月)で復帰。当時はまだコンディションが整っていなかったが、今回は万全の状態で全国舞台に臨む。開会式に参加した豊川は優勝して平岡和徳監督を胴上げすることを宣言していた。(連載企画「Youth star voice」。第224回)。

以下、30日の豊川コメント
―国立に帰ったきたという気持ちでは
「2年前は出れなくて、しかも負けて悔しい思いをしているので、ここ(国立)の準決勝、決勝でまたやりたいという思いが強くあります」

―緊張感はない?
「緊張はゼロじゃないですけど、緊張しすぎたらもったいないので、この緊張を楽しむのも、この仲間とやれるのも最後なんで、リラックスしてやれればと思います」

―観客にインパクトを与えるプレーがしたいと言ってきたが
「身体のコンディションとか、身体のキレとかも上がってきていますので、観客を楽しませるプレーをしたい。自分は早く試合したいという思いがあるので、緊張よりワクワクの気持ちの方が大きいです」

―個人としてもチームとしても手応えもあるのでは
「身体のキレとかある。あとはケガだけしないように。やるだけです」

―初戦で対戦する旭川実は難しい相手
「マークが厳しいと思う。でも自分がマークを受けていれば他の選手がフリーになると思う。自分もいきたい気持ちがありますけれども、フリーの選手をうまく使うとか、途中姿を消すというのもアリかなと思っている」

―平岡監督を胴上げすると公言してきた
「平岡先生を胴上げする。平岡先生は現役時代(帝京3年時に)優勝しているんで、監督としても優勝させてあげたい」

(取材・文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2012

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