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[Y☆voice231]磐田U-18FW中野誠也「自分にはもっとできることがある」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第231回目はジュビロ磐田U-18(静岡)のFW中野誠也選手(3年)です。抜群のスピードを持つ、東海地区を代表する高速ストライカーの今年の目標とは?(取材日:3月10日)

「プリンス得点王は視野に入れてやっていかないといけない状況にあると思う。得点王になってチームも優勝して、そうなったらベストだと思います」

―今年の静岡県選抜は国体優勝メンバー
「(ヤングサッカーフェスティバルで国体以来)久しぶりにやって、チームとは違う楽しさがあって、凄い仲が良いチーム。チームとして団結する部分は自分たちの強さだと思っている」

―今年の目標
「トップチームに昇格するということが一番。Jに入っても通用できるように、いろいろな精度を上げていきたいです」

―先輩たちのプレーは参考になる部分が多い?
「試合を見ていても、一つひとつの精度が凄く高い。盗めるところはしっかりと盗んでいきたいです」

―(ヤングサッカーフェスティバル、日本高校選抜戦の)ゴールシーンについて
「相手がちょっとミスして自分の前にこぼれてきていたので、ここは一番落ち着かなければいけないというのがあった。ちょっとボールタッチが大きくなってGKのところへ行ってしまったんですけど、冷静に抜いて撃てたので良かったです」

―プロ選手もいる中で手応えも掴んだのでは
「レベル高い相手で完ぺきではないですけれど、ちょっとはできたところがあったので、そこは自信を持っていいところだと思う。できなかったところもたくさんあったので、そこは今後へ活かしていきたい。(課題は)抜け出したところは抜け出せたんですけど、力で負けたりして撃てないシーンもあった。そこでどうにかできる選手にならないとワンランク上に行けない」

―決定力が上がれば、より注目される存在になる
「シュート精度は課題のひとつでもあると思う。一つひとつのシュートを落ち着いて撃てるようにしていきたい」

―代表にも絡んでいきたい
「まだ絡んだことが1回もない。代表に入ったらいい経験ができると思うので、(代表入りは常に)考えている」

―近い位置にいると思うが
「自分にはもっとできることがあると思う。一個の精度の高さ、あと身体で負けたりするところがあると思っているので、強くしていきたいです」

―理想の選手像とは
「スピードと裏への飛び出しが武器だと思っているので、あとは裏に抜けるタイミングに磨きをかけていきたいです」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「Youth star voice」

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