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[MOM824]高知商MF井上拓也(3年)_チームの“心臓”、ゴール、運動量で王者撃破に貢献

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
第8回ミズノカップU-18 IN熊本
[8.13 ミズノカップIN熊本サバイバルマッチ 高知商3-2津工 熊本県民総合運動公園サッカー場]
 
 高知商の中盤で存在感を放ったMF井上拓也(3年)が大会本部からマン・オブ・ザ・マッチに選出された。中盤中央の位置からの仕掛け、ゲームメークを武器とする井上拓はこの日、先制ゴールを決め、セットプレーから3点目を演出。「ボクらはチャレンジャーだと思っていた。みんな普段よりも前に行けた。それが点につながった。(自分自身は)ずっと調子が上がらなかったけれど、今日は良かったので、これをきっかけにしていきたい」と前年度優勝校の津工を3-2で下した一戦を振り返った。

 やや自己的なプレーになることもあるが、攻撃力と豊富な運動量などチームにとって欠かすことのできない“心臓”だ。この日は前半チームに大きなゴールをもたらすと、味方が苦しい終盤にドリブルでの中央突破からシュートへ持ち込むなど気迫あるプレーでチームを引っ張った。

 司令塔はチームを牽引する姿勢を見せる一方、全国高校総体で逃した全国1勝を選手権で果たすため、今大会では全国クラスの相手から学びたいという思いも持っている。「(遠野に敗れた全国総体では)相手の方が要所・要所で上手かった。全国にもう1回出て勝ちたい。(今大会では)どれだけ自分の判断や足元が通用するか静学とか強いチームの選手から学びたい」。

 上位リーグ(モレリアステージ)では静岡学園(静岡)、日章学園(宮崎)、玉野光南(岡山)と経験値の高いチームたちと対戦することが決定。少しでも多くのことを吸収して選手権でのプレー、チームの勝利につなげる。

(取材・文 吉田太郎)
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