beacon

1年5か月ぶり出場もPK2本含む3失点、西川「1本は止めないと…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[7.21 東アジア杯 日本3-3中国 ソウル]

 ベンチでためてきた鬱憤をぶつけたかった。昨年2月24日のアイスランド戦以来、約1年5か月ぶりの出場となったGK西川周作は好セーブも見せながらPK2本を含む3失点。「PKが2本あったので、1本は止めないとチームに貢献できない。そこは自分の仕事だし、2点リードして追いつかれたことは反省しないといけない」と悔やんだ。

 海外組が招集されず、国内組で臨む東アジア杯。GK川島永嗣の控えという立場に甘んじてきた西川は「試合に飢えまくっています」と、並々ならぬ決意で韓国に乗り込んできた。しかし、前半5分にPKで失点。1-1に追いついたあとの前半42分には決定的なピンチでビッグセーブを見せ、ゴールを守った。

「前半で勝ち越されなかったことはよかったけど……」と、1-1で折り返した後半14分、16分のゴールで逆転。そのまま試合を締めくくりたかったが、残り10分からの2失点で引き分けに終わった。「あそこで勝ち切ることをアジアでもやっていかないといけない。90分を通して勝ち切ることができればよかった」と、2点リードを追いつかれる展開に悔しさを隠さなかった。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
東アジア杯2013特集

TOP