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日本vs中国 試合後のザッケローニ監督会見要旨

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[7.21 東アジア杯 日本3-3中国 ソウル]

 日本代表は21日、東アジア杯初戦で中国代表と対戦し、3-3で引き分けた。FW柿谷曜一朗、FW工藤壮人がデビュー戦初ゴールを決めるなど一時は3-1とリードを奪ったが、終盤の2失点で引き分けに終わった。

以下、試合後のザッケローニ監督会見要旨

アルベルト・ザッケローニ監督
「これだけ暑い中で6ゴールが生まれたことに驚いている。普通なら、もっと涼しくてリズムが高いときのスコア。6点の内容を見てみると、チームがよくやったところとミスしたところがあった。特に後半はこれだけ暑い気候の中で、普段起こらないようなミスが起こってしまった。PKで失点してから10分くらいはショックで立ち直れないような状況だったが、その後は立て直して、同点、そして3-1にするまで内容のよい戦いをしていた。4-1にするチャンスもあったが、その後、チームとして落ちてしまった。3-1の状況で、ゲームをコントロールしながらカウンターを狙う意図があったが、2点目のPKでモチベーションが落ちてしまい、逆に相手を勢いづかせてしまった。試合終了のときにはエネルギーが残っていなかった。交代をうまく使いながらケアしようとしたが、チームは非常に疲れていた。3-3にされた最後のシーンはDFが戻っている状況だったのにやられてしまった」

―若く経験のない選手が多かったが、試合内容に満足しているか?
「前回からメンバーが大きく変わっているのは、これまでの選手の多くが欧州でプレーしているため、今大会に来られなかったこと理由の一つ。もう一つの理由は、国内のメンバーを新しく見てみたかったから。代表に呼ばれても、あまりプレーする機会のない選手たちにチャンスを与えたかった。当然、これだけ多くのメンバーを入れ替えれば、チームとしてのバランスを取るのも、プレーの精度を高めるのも難しい。3日前に集まったメンバーとしては、よくやったと思う。前半の入りの15分と終了までの15分を除いては、よくやった。個人ではなく、チームとして60分は良かったと思う」

―中国の印象は?
「中国は開始から入りがよかった。失点していく中でショックが大きかったが、特にPKによる2点目で息を吹き返し、詰め切ったという内容だった。我々よりフィジカルが強い印象があるので、そこを前面に出してきたのではないかと思う」


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