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[クラブW杯]開催国王者がロナウジーニョ擁するA・ミネイロ撃破の金星

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 クラブ・ワールドカップ(W杯)は18日、準決勝を行い、開催国代表のラジャ・カサブランカ(モロッコ)がFWロナウジーニョ擁する南米代表アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)に3-1で勝利した。開催国代表が南米王者を撃破する金星獲得。21日に行われる決勝でラジャ・カサブランカはバイエルンと戦う。

 11日に行われた1回戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)を2-1で撃破。続く準々決勝(14日)では延長戦の末にモンテレイ(メキシコ)に2-1で競り勝った開催国のラジャ・カサブランカ。ここまでの勢いのまま、今試合が初戦となったA・ミネイロにぶつかった。

 試合が動いたのは後半6分、カウンターからラジャ・カサブランカが先制に成功。MFハフィディのパスからFWムフシン・ヤジュールがシュートを決める。沸き立つ開催国代表だったが、同18分にはA・ミネイロが同点弾。ロナウジーニョが直接FKを決め、1-1と試合を振り出しに戻した。

 しかし、後半39分には先制点のヤジュールがPA内で倒されて、ラジャ・カサブランカがPKを獲得。これをMFムフシン・メトワリが冷静に決め、2-1と再び勝ち越しに成功した。さらに終了間際のアディショナルタイム4分には、試合を決定づける3点目。カウンターから抜け出したメトワリのループシュートはクロスバー。跳ね返りを最後はMFマビデが左足で押し込んだ。そのまま3-1で試合は終了。ラジャ・カサブランカが金星を手に入れ、開催国代表としては初の決勝進出を決めた。

[写真]試合後にはロナウジーニョの下へ多くの選手が駆け寄った


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