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[C☆voice73]慶應義塾大FW武藤嘉紀「今年は何とか結果を」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第73回は慶應義塾大のFW武藤嘉紀選手(3年=F東京U-18)です。

 高校時代、FC東京トップチーム昇格のチャンスがありながら、大学進学を決断した注目アタッカー。身体能力の高さを活かしたダイナミックな仕掛けとボールコントロールなど備える逸材は大学3年目、さらにその輝きを増すつもりだ。(取材日:2月17日) 

―きょう(関東選抜練習試合)は1得点
「得意な形で、普段やっている増田だったんで、そこに行けば、ボールが出てくるなと思っていた。まだチームといて1回も練習したことがなかったし、集まったこともなかったので、即席ということでコミュニケーションが少なかった。チームとしてやりたいことも共有できていなかったので、そこを詰めていけば全然点も入ると思います」

―自身のパフォーマンスについて
「自分が得点につながるようなプレーをしなければいけないと思いますし、監督もそれを求めていると思うので、ラストパスだったり、シュートというところはこだわって、次の合宿からそこはアピールしていきたいと思います」

―全日本に食い込まなくてはならない
「(昨年、体調不良で)ミャンマー戦に行けないことで、そこから行けなくなってしまった。あそこ(全日本)を目指していますし、正直こっちにいるというのは悔しいので、デンソーでも全日本を絶対に負かすという気持ちで(合宿に)入って行きたい」

―ひざの怪我を乗り越えてきた
「100パーセントにはならないと思う。その上でフィジカルとか強くなりましたし、体重も上がったので、怪我をしたなりに成長できた部分がある。そこでパフォーマンスを落としたままだと、全日本にも食い込めない。さらに成長したところを魅せられたらと思います。だいぶ戻ってきたと思いますし、もう一個上がると思っているので、多分デンソーの時にはベストのコンディションで臨めると思うので、あとは怪我をしないようにしたい」

―より怖いFWになることができてきている
「マークが自分に集中してきているところで、いかにマークを外してプレーしていくかが今後の課題になっていくと思う。今年は動き出しの部分とパスをもらう位置というのをしっかりと考えていきたい」

―慶應も去年は下位に沈んでしまった
「去年は残留が最終目標になってしまったので、残留できたということだけ。今年は何とか結果を出せるようにしていきたいと思います」

―今年の個人的な目標は
「まずは一番近くユニバで選ばれて、そのためにコンディションを整えないといけないですし、努力をしなければいけない。デンソーでしっかりと得点してアピールして、メンバーに入る」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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