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横浜FMがPK戦制し2大会連続の4強、名古屋は3年ぶりにACL逃す

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[12.23 天皇杯準々決勝 名古屋0-0(PK6-7)横浜FM 瑞穂陸]

 第92回天皇杯全日本サッカー選手権は23日、各地で準々決勝を行い、横浜F・マリノス名古屋グランパスと対戦し、0-0からPK戦の末、PK7-6で競り勝った。横浜FMは2大会連続のベスト4進出。準々決勝敗退に終わった名古屋は、3年ぶりにACLへの出場権を逃した。

 リーグ戦を4位で終えた横浜FMと7位の名古屋。来季のACL出場を目指し、意地と意地のぶつかり合いとなった一戦は0-0のまま延長戦を含めた120分間でも決着付かず、PK戦にもつれ込んだ。

 後攻の名古屋は一人目のMF藤本淳吾が失敗。先攻の横浜FMは4人目まで全員が成功し、決めれば勝利が決まる5人目のキッカーをFW小野裕二が務めた。しかし、ここでGK楢崎正剛がビッグセーブ。名古屋は5人目のFW玉田圭司がしっかり決めて4-4に追いつき、サドンデスに突入した。

 6人目、7人目は互いに成功し、迎えた8人目。先攻の横浜FMはDF中澤佑二が決めたのに対し、名古屋はDF田中隼磨のキックをGK飯倉大樹が弾き出した。この瞬間、PK7-6で横浜FMの勝利が決定。29日の準決勝では、20年ぶりの決勝進出を懸け、柏と対戦する。


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