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日本人対決は酒井高に軍配、細貝は決定機も決め切れず

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[9.13 ブンデスリーガ第5節 ヘルタ・ベルリン0-1シュツットガルト]

 ブンデスリーガは13日、第5節1日目を行い、DF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、1-0で競り勝った。細貝はボランチ、酒井高は右SBでともにフル出場した。

 立ち上がりはヘルタが試合の主導権を握った。前半18分、MFアニス・ベン・ハティラが強烈な左足ボレーでゴールを狙うが、GKが弾き出す。同25分にはFWアドリアン・ラモスがワンツーで左サイドを突破すると、鋭い切り返しで酒井を振り切り、右足でシュートを打ったが、枠を捉え切れなかった。

 劣勢のシュツットガルトはFWベダド・イビセビッチが細貝に対するファウルでイエローカードを受けるなど苛立ちを隠せない。前半40分にようやくセットプレーから好機をつくり、MFアレクサンドル・マキシムの右FKにMFクリスティアン・ゲントナーが頭で合わせたが、GKの好守に阻まれた。

 それでも先制したのはシュツットガルトだった。後半4分、マキシムの左CKに合わせたのはまたもゲントナー。ニアでフリーとなり、豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。

 優勢に試合を運びながらビハインドを負ったヘルタも猛反撃に出る。後半14分には細貝がワンツーで一気に駆け上がり、PA内まで進入。GKと1対1の決定機を迎えたが、右足のシュートは至近距離でGKにセーブされた。同21分、左CKに合わせたDFブルックスのヘディングシュートもGKスベン・ウルライヒがビッグセーブ。チャンスはつくりながら1点が遠かった。

 1-0で逃げ切り、今季初の無失点に抑えたシュツットガルトはトーマス・シュナイダー新監督就任後、2連勝。ヘルタは今季初黒星を喫した前節・ボルフスブルク戦(0-2)に続いて2連敗となった。


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