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ラムジーの恩返し弾2発などでアーセナルがカーディフに快勝し、首位をキープ

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[11.30 プレミアリーグ第13節 カーディフ0-3アーセナル]

 プレミアリーグは30日、第13節を各地で行い、日本代表FW宮市亮の所属するアーセナルは、アウェーでカーディフと対戦した。前半29分にカーディフ下部組織出身のMFアーロン・ラムジーの『恩返し弾』で先制したアーセナルは、やや押し込まれていた後半41分にもMFマシュー・フラミニが追加点を挙げると、ロスタイムにもラムジーが追加点を挙げて3-0で勝利。勝ち点を31に伸ばし、首位をキープしている。なお、宮市はベンチ外だった。

 アーセナルは前半2分、MFジャック・ウィルシャーが左足で放ったシュートがクロスバーを叩く。さらに同15分には、最終ラインの裏でボールを受けたFWオリビエ・ジルがGKと1対1の局面になるが、オフサイドポジションにいたと勘違いして、プレーを止めてしまう。DFが戻ってくると、慌ててゴールを目指したが、シュートはDFにブロックされた。

 それでも前半29分、アーセナルはMFメスト・エジルがゴール前にクロスを入れると、ゴール前に飛び込んだラムジーがヘッドで合わせて、先制する。このままアーセナルが1-0とリードして前半を折り返した。

 後半の立ち上がりもアーセナルは、守備の甘いカーディフを突く。後半2分にはPA内でラムジーがドリブル突破。折り返しをジルが狙ったが、シュートはゴール前に戻ったDFにブロックされた。同6分にはカーディフも、FWフレイザー・キャンベルが打点の高いヘッドからゴールに迫ったが、GKボイチェフ・シュチェスニの好セーブに阻まれて、同点に追いつくことはできなかった。前線からボールを奪いに行くカーディフは、その後もチャンスをつくるが、ゴールを挙げられない。

 逆にアーセナルは後半41分、エジルからのパスを受けたフラミニが、復帰後初ゴールを挙げて勝利を決定的なものとした。勢いづいたアーセナルは、自陣からのロングカウンターを決める。途中出場のFWセオ・ウォルコットが前線にボールを運ぶと、最後はPA内でボールを受けたラムジーが、この日2点目となるシュートを決めて、3-0で勝利。アーセナルが、前節ユナイテッドと引き分けたカーディフを下し、2連勝を飾っている。


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