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1860ミュンヘンに加入の大迫がドイツデビュー弾!!

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[2.10 ブンデスリーガ2部第20節 1860ミュンヘン1-1デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ2部は10日、第20節4日目を行い、FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンはホームでデュッセルドルフと対戦し、1-1で引き分けた。今年1月に鹿島から加入した大迫は2トップの一角で先発出場し、ドイツデビューを果たすと、後半18分に先制点。チームはその後、追いつかれたが、デビュー戦でゴールを決め、ストライカーとして存在感を見せた。

 屈強な相手DFに対しても前線で体を張ったボールキープを見せる大迫はシンプルにワンタッチではたく場面もあり、柔軟なポストプレーで攻撃の起点となった。前半16分には右CKのこぼれ球をオーバーヘッドで狙うが、高く上げた足がDFの顔面に当たりそうになり、相手GKに詰め寄られ、小競り合いとなるシーンもあった。

 果敢にゴールを狙う大迫は前半28分、味方のシュートがファーサイドにこぼれてきたボールに詰め、シュートを打ったが、至近距離でGKの好守に阻まれる。直後にはPA内でシュート体勢に入ったところで後方から押し倒される場面もあったが、ファウルはなく、前半はスコアレスで折り返した。

 0-0の拮抗した展開の中、1860ミュンヘンは後半18分に2人を同時交代。すると、その直後だった。右FKのセカンドボールを代わって入ったばかりのMFストッペルカンプがPA手前から右足でミドルシュート。GKが前に弾いたところに大迫が猛然と詰め、GKよりも一瞬早くボールに触れると、左に流れながら体をひねって左足でゴールに流し込んだ。

 大迫の移籍後初ゴールで先制した1860ミュンヘンだが、後半25分に失点し、同点に追いつかれてしまう。大迫はデビュー戦でフル出場。果敢に2点目を狙ったが、勝ち越すことはできず、試合はそのまま1-1の引き分けに終わった。


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