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[総体]8度目日本一!市立船橋イレブン優勝コメント

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技

[8.7 全国高校総体決勝 市立船橋4-2流通経済大柏 レベスタ]

 平成25年度全国高校総体「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技は7日、決勝を行い、市立船橋(千葉1)がエースFW石田雅俊(3年)の2ゴールなど4-2で流通経済大柏(千葉2)に勝利。3年ぶり8回目の全国制覇を果たした。

以下、決勝後の市立船橋選手優勝コメント
●GK 1 志村滉(2年)
「自分の一言でチームの雰囲気だったり流れを変えられるGKになりたい。自分の中で前半あまり止められていなかった部分があった。後半は流れを変えたいと思っていた。きょうみたいなシーンがいつでもできたらいいと思います。次の大きな目標は選手権優勝ですけど、まずは目の前のプリンスリーグを一戦一戦勝っていきたい」

●DF 2 篠原良介(3年)
「自分としては持ち味が全く出せなくて、チームに迷惑かけることが多かった。決勝で何とか仕事したいなと思っていたんですけど、決勝でも迷惑をかけてしまうようなプレーがあった。優勝に貢献したという思いはない。そこは自分の気持ちの甘さだったり、弱いところかなと思うので、選手権へ向けてもっともっと精神的にも、技術的にも成長して、選手権ではチームに貢献するプレーができたらと思います。(全体的に)前でランニング起こすプレーとか少なかった。もうちょっと勝利に貢献するプレーがしたかった」

●MF 3 鴨目武志(3年)
「この大会では個人としては力を発揮することができなくて、悔しい。決勝では2人出場停止で出番が来たんですけど、2人の分まで、それ以上のプレーがしたかった。後半、最後まで走りきれなくて迷惑をかけたんですけど、こういう結果が出て良かったです。選手権へ向けて、今度はチームに迷惑をかける選手ではなくて、チームに必要な選手になって、選手権にまたやってきたいと思います」

●DF 4 柴戸海(3年)
「(2点リードしたが)最後まで何が起こるか分からない。去年の選手権でも最後にやられている。最後まで気を引き締めてやっていました。(優勝の瞬間は)素直に嬉しかったです。(流通経済大柏は)全力でやらないと勝てない相手。相手よりも練習をして勝ちたいと思います。(きょうはパートナーの磐瀬が出場停止だったが)自分が今までやってきたことを信じて。(磐瀬)剛がいなくてもできるところを見せることができたと思います」

●DF 5 磐瀬剛(3年)
「嬉しいです。出られなかったけれど素直に嬉しいです。点の取り合いかなと思ったけれど、後半はしっかり後ろが守ってくれて攻撃も2点取ってくれた。流経相手だとどっちも気合が入る。球際とか気持ちの勝負なるのは分かっていた。そこでまあまあ勝てていたから、試合にも勝てたと思います。バテてもきっちり走っていたり、そういうのが良かった。(怪我で欠場した11年度選手権決勝と同じく決勝のピッチに立たずに優勝)次こそはピッチに立って勝ちたい」

●MF 6 藤井拓(2年)
「全国優勝できたことは素直に嬉しいです。(出場停止によって)決勝出れなくて、悔しい部分もあるんですけど、良かったと思います。決勝出れないというだけで、今大会やりきっていないという気もするし、自分として決勝でやりたかったこともある。(決勝に出場して)守備の面、攻撃の面でチャンレンジしたかったけれど、できなかったので、今大会は悔しいです」

●MF 7 成田悠冴(3年)
「最初の方は監督も褒めてくれていたけれど、決勝まで勝ち上がって行くに連れて自分も足が重くなってきて良いプレーができていなかった。決勝だけは流経だったので、気持ちで何とか勝ちたいと思っていた。勝てて良かったです。前半からラッシュをかけて行きたかったですけど、足が全然動いていなかった。後半は攻撃は前の選手に託して、守備を意識していた。ここで優勝したんですけど、終わりじゃない。選手権でも優勝して終わりたいと思います」

●MF 8 室伏航(3年)
「1点取れたのは嬉しかったけれど、あの左足シュートを外したのは悔しいです。(得点を)取る気はありました。(前日、朝岡監督から)自分たちの代のプレースタイル抜きに市船としての球際とか気持ちの強さを言われました。『それで勝ってきているので、それがないと普通のチームになるぞ』と。それは市船のベースなので(普段から)しつこく言われます。ディフェンスも2回リードしたのに追いつかれたのは反省です。前線ももう一個身体を張るプレーをしたら失点をなくせたと思う」

●MF 9 村上皓(3年)
「優勝できて本当に嬉しいです。インターハイを目標にやっていたので、全国優勝は嬉しいです。自分のプレーについてはまだまだ未熟なところがいっぱいあって、改善すべきところがいっぱいある。改善して、次はスタメンで出れるようにしっかりやってきたい。これから練習に取り組んでいく。(大会を通しては)悔しさの方が大きいです。自分の特長であるスピードあるドリブルを発揮して、サイドで起点になれるプレーヤーになりたいです」

●MF 10 石田雅俊(3年)
「(朝岡監督から)『期待している』と直接言われているので応えないといけないというプレッシャーがあった。でも今回は(そのプレッシャーに)勝てたかなと。ちょっとだけですけど。(大会を通してみると)課題がいっぱい見つかった大会でした。もっと練習しなければダメ。自信をもってやれていなかった。だから守備を頑張ったりしていた。もっと自信を持てるようにしたい」

●MF 11 横前裕大(3年)
「流経を結構リスペクトしていて、(実際に戦ったら)本当に上手くて攻撃も上手かった。でも、自分たちのベースの部分は譲れなくて、球際だけは絶対に意識して、一番は気持ちを入れていきました。(先制点は)めっちゃ緊張しました。(角度があまりなくて)外しそうと思いました。冷静に流し込んだだけです。危なかったです(苦笑)。(日本一は)嬉しいです。それだけですね。でも、もっと上を目指さないといけない。一日一日の練習を大事にしていきたいです」

●DF 12 山之内裕太(3年)
※決勝で負った頭部負傷により終了直後病院へ。コメントは準々決勝後のもの
「自分は1年の時からAチームに入れてもらっているんですけど、『キックはあるから』と監督に言われ続けてきて、自分としても得意だったんですけど試合になると緊張して上手くいかないことが多かった。でも今は上手く味方とコミュニケーションを取ってやれている。自分が持ったら『裏抜けてくれ』と言って、そこから上手くいきだした。(出場機会が増えて)アーリーとかピンポイントで合わせたり、そういう形が増えてきた。どんどん周囲とのコミュニケーションが良くなって、自分もアシストや得点が増えてきた。(今後は)守備も攻撃も絶対に欠かせない存在になりたい。守備がまだちょっと自信がなくて、運動量も少ない。そして長所を伸ばしていきたい」

●DF 13 田代圭亮(3年)
「(初先発だったが)準備はしていた。チャンスと思って自分のやれることをしっかりやろうと思っていました。チームとしては勝ったんですけど、まだまだ甘い部分が残ったと個人的には思っているので、これから活かしていきたいです。監督に求められている部分とか、自分が(磐瀬)剛と一緒に引っ張っていく部分とか、まず自分がポジションを取ってそういうところをやっていきたい。あと、まだ自分は技術が伴っていないから、技術を伸ばして、選手権では堂々とピッチに立てるようにしたいです」

●FW 14 小田大樹(3年)
「優勝したことはすごく嬉しくて、その気持ちが大きいんです。でも、市船の初戦の(水戸)啓明戦で自分は先発したけれど、そこで結果を出せなかったことがすごく悔しくて、きょうの試合でも出たいという気持ちが大きくて、あのピッチで応援とかされたかったし、活躍したかった。自分の中では悔しい気持ちしか残っていないです。この夏、課題である体力、スタミナのところをどれだけレベルアップできるか。自分は気持ちでプレーするしかないので、そういうところでは前の選手には誰にも負けたくない」

●MF 15 下村司(1年)
「優勝できて、まずは本当に嬉しいです。1年生でインターハイの優勝を経験することができた。準決勝と決勝は出番がなかったですけど、初戦でゴールを決めることができた。3年生の優勝に少し貢献できたと思います。(今後も多くのタイトルを獲得するチャンスがあるが)それへ向けて努力するだけ。毎日毎日努力するだけです」

●MF 16 打越大樹(2年)
「全国大会に初めて出て優勝できたので嬉しいです。でも、個人的には特に何もできなかった。(スーパークリアなどあったが)自分は守備で活躍しないといけないので。選手権では、また県予選で流経とか、八千代とかに当たって勝っていかなければいけない。また優勝したいです」

●GK 17 星野大地(2年)
「試合には出れなかったですけど、一緒に行動してみんなが頑張っている姿を見ていた。優勝してくれると信じていました。(同じポジションの)志村は上手いんですけど、(志村が)できないことだったりを自分ができるようにして頑張っていきたいです」

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】高校総体2013

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