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広島下し6年ぶりのベスト4、アルアハリ監督「14番が一番危険だった」

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[12.9 クラブW杯準々決勝 広島1-2アルアハリ 豊田]

 アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)が6年ぶりのベスト4進出を決めた。クラブW杯初出場となった05年大会、前回出場した08年大会はいずれも2連敗で6位。3位に輝いた06年大会以来となる初戦突破で準決勝に駒を進めた。

 ホッサム・エルバドリー監督は「エジプト国民全員が喜んでいると思う」と、クラブW杯での1勝を喜んだ。「前半を終えて、もっと攻撃に出ようと選手に指示を出した。今日は私たちの試合運びがよかった」。先制しながら追いつかれ、前半の終盤は広島にリズムをつくられた。しかし、1-1で折り返した後半立ち上がり、再び攻勢に出て後半12分に決勝点。「広島はサイドとストライカーがよかった。14番(ミキッチ)が一番危険だった。両サイドをクローズしないといけないと指示を出した」と、広島を十分に研究していた。

 12日の準決勝では南米代表のコリンチャンス(ブラジル)と対戦する。「コリンチャンスについてはまだあまり試合を見ていない」と話すにとどまった指揮官。初の決勝進出を目指し、虎視眈々と番狂わせを狙っている。

(取材・文 西山紘平)

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