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[MOM209]阪南大MF可児壮隆(3年)_卓越したパスセンスとプレースキックでチームに貢献

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.19 大学選手権1回戦 仙台大 0-2 阪南大 江戸川]

 立ち上がりから多くのチャンスを作った阪南大MF可児壮隆(3年=川崎F U-18)。長短のパスからゲームを作った泉澤仁(3年=新潟ユース)と共に、多くのチャンスを作り出し、コーナーキックが2点目をアシストした。「チーム的に緊張するかと思ったが、試合に入ると自分もチームもいつも通りできた。早い時間で2点取れて良かった」。試合後は快勝に笑顔を見せた。

 基本的にはのびのびとプレーしていた。だが「あの1本か、2本くらいは良かったですが他はダメでした」と2点目アシストとなったプレースキック以外については厳しい自己評価。だが、アシストに繋がったプレースキック以外も精度が高く、何度も決定機を演出できていた。「点は狙っていたが、チームが勝てればそれで良いので。点を取れなかったことは気にしていない」。あくまでチームへの貢献を優先する。

 準々決勝の相手は中央大。「強いのは分かっている」と語るとおり、相手に不足なしだ。「隙が無いわけではない。自分たちのサッカーをして勝ちたい」。総理大臣杯の覇者として臨む今大会。初戦で得た自信を胸に自分たちのサッカーを貫くのみだ。

(取材・文 小林健志)

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