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途中出場FW杉本が2ゴール、C大阪はシュート22本浴びせ完勝

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[9.8 天皇杯2回戦 C大阪 4-0 奈良クラブ 金鳥スタ]

 天皇杯2回戦が各地で行われた。J1のセレッソ大阪は金鳥スタジアムで関西サッカーリーグの奈良クラブと対戦。前半25分にFWケンペスのゴールで先制したC大阪は、後半14分にもMF山口螢が得点し、リードを広げる。後半38分、41分には途中出場のFW杉本健勇が立て続けに得点を奪い、4-0で快勝した。

 ロンドン五輪後にC大阪に復帰した杉本は、復帰後3試合いずれも途中出場したが、いずれも得点を挙げることは出来なかった。この日もベンチスタートとなった杉本は後半16分にケンペスと交代で登場。気合を込めてピッチに入った。

「自分は後半(途中)から入って、絶対に点を決めてやろうと思っていた」

 9月に入って昨年まで指揮したレヴィー・クルピ監督が復帰した。そのことも19歳の若武者に刺激を与えている。

「監督が帰ってきて、選手としても安心感がある。短期間だが、チームが成長したのを感じる」

 ただ復帰後初得点を含む2得点を決めてチームの勝利に貢献しながらも、自身のプレーには反省点を口にする。「チャンスに外してしまった場面、決められるチャンスがあった。チームとして勝ててよかったが、もっともっと結果を残せるようにしたい」。将来のエースへ。杉本にまだまだ満足している暇はない。


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