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柏育成組織出身、山形で力つけたMF太田が「柏初ゴール」

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[9.4 天皇杯2回戦 柏4-2筑波大 柏]

 今季山形から加入した柏レイソルMF太田徹郎が移籍後初ゴールを決めた。太田は柏U-12、柏U-15、柏U-18と柏の育成組織で成長し、08年に山形とプロ契約。5シーズンを過ごした山形では11年にJ1で26試合3ゴールの結果を残すなど力をつけて、今年柏に戻ってきた。その“古巣”で少しずつ出場機会を増やしてきているMFが結果を残した。

 右MFとして先発した太田は3-1とリードして迎えた後半25分、MF茨田陽生のドリブル突破を起点とした攻撃から右中間でパスを受けると、右足一閃。この一撃がゴール右隅へと突き刺さった。反撃ムードだった筑波大を意気消沈させる強烈なゴール。「個人的に点を取れたので次のナビスコにつながる試合だったと思います。(ゴールは)コントロールも上手く行ったのであとは振りぬくだけだった。気持ち良かったです(サポーターから)『良くやったゾ』という声もあった。嬉しかったです」と喜んだ。

 お立ち台に立って大歓声を浴びた太田。3日後にはナビスコ杯準決勝第1戦を控えるが、ホームで仕事をして“乗った”MFがナビスコ杯でもサポーターに歓喜をもたらす。
 
(取材・文 吉田太郎)

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