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途中出場のFWロチャが2ゴール! G大阪がFC今治に大勝

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[9.8 天皇杯2回戦 G大阪 5-0 FC今治 万博]

 膠着した試合を、途中出場の背番号9が動かした。FC今治の粘り強い守備の前に、1得点に抑えられていたガンバ大阪は、後半20分にFWロチャを投入する。ブラジル人ストライカーは、出場直後の2分間で2ゴールと大暴れ。点差を広げたG大阪は、後半41分にDF丹羽大輝、同44分にはFW宇佐美貴史もゴールを決め、5-0で勝利。3回戦に進んだG大阪は、J1の大宮アルディージャと対戦する。

 試合後、ロチャとの連係について宇佐美は「コンビネーションというか、(ゴールに)近いところでは彼に任せればゴールを挙げてくれる。自分にもアシストが付くので、彼の能力だと思います」と、ロチャの決定力を絶賛した。

 前半、粘り強い守備を見せていたFC今治に対し、G大阪はボールを保持しながらチャンスをうかがう。前半43分、左サイドからMF二川孝広が上げたクロスをMF阿部浩之がヘッド。これはクロスバーを叩いたが、はね返ったボールをMF明神智和が競り勝つと、浮き球に反応したFW平井将生がボレーでゴールに突き刺した。

 1点を先制したG大阪だが、なかなか追加点を挙げられない。後半20分に長谷川健太監督は、ベンチに温存していたロチャを起用する。その1分後、ロチャが左サイドからのクロスをヘッドでゴールに決める。さらに、その1分後、宇佐美からの落としを受けたロチャがPA内で右足を振り抜き、一気に3点差にリードを広げた。

 これで勝利を決定づけたG大阪は、後半41分にも丹羽が追加点をマーク。最後は二川からの浮き球のパスを受けた宇佐美がゴールネットを揺らし、G大阪が5-0で3回戦に駒を進めている。

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