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G大阪はPKで敗退。大宮が4回戦へ進出

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[10.13 天皇杯3回戦 大宮0-0(PK4-3)G大阪 熊谷陸]

 天皇杯は13日に各地で3回戦を行い、J1の大宮アルディージャとJ2のガンバ大阪が対戦した。試合は、延長までの120分を終えても得点が入らずにPK戦に突入。PK戦を4-3で制した大宮が4回戦に駒を進めた。

 大宮の小倉勉監督は「両チームともチャンスはあったが、シュートが入らない状況だった。120分間集中を切らすことなく戦ってくれたことを嬉しく思う」とコメント。「選手たち一人ひとりが責任を持ってやってくれたので、Jリーグにも弾みが付く勝利だと思う。まずは目の前の1試合1試合にベストを尽くせるように良い準備をしたい」と、苦戦の続くリーグ戦につなげていきたいと語った。

 大宮はスロベニア代表に招集されたFWズラタン、FWノヴァコヴィッチ、オーストラリア代表に招集されたDFニールが欠場。G大阪も日本代表のMF遠藤保仁、DF今野泰幸を欠いての一戦となった。

 互いに慎重だった前半を終え、後半に入ると大宮はFW長谷川悠を基準点に何度かチャンスをつくりだす。一方のG大阪もFW宇佐美貴史やケガから復帰したMF倉田秋らが大宮ゴールに迫ったが、得点を挙げることはできなかった。結局、延長を含めて120分を終えて得点は決まらずに、試合はPK戦にもつれ込む。

 G大阪は2人目のDF丹羽大輝、3人目のDF藤春廣輝が枠を捉えられずに失敗。大宮も2人目のMF橋本早人がPKを失敗したが、続く3選手がしっかりと決めてPK戦を4-3で制し、4回戦に勝ち残った。


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