beacon

[CL]ドルトムントがシャフタールに3発快勝で15年ぶり8強入り

このエントリーをはてなブックマークに追加

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、決勝トーナメント1回戦第2戦の1日目を行った。ドルトムント(ドイツ)はホームでシャフタール(ウクライナ)と対戦し、3-0で快勝。2試合合計5-2とし、4強入りした97-98シーズン以来、15シーズンぶりの準々決勝進出を決めた。

 シャフタールのホームで行われた第1戦は2-2のドロー。ホームに戻ってきたドルトムントは、第1戦で同点ゴールを決めたDFマッツ・フンメルスが体調不良で欠場する中、その代役CBが大仕事をやってのけた。前半31分、MFマリオ・ゲッツェの右CKからDFフェリペ・サンタナがヘディングシュート。豪快にゴールネットに突き刺し、先制点を奪った。

 2試合合計3-2と勝ち越しに成功したドルトムントは、勝ち抜けに2点が必要となったシャフタールを一気にたたみかける。先制から6分後の前半37分、右サイドを抜け出したFWロベルト・レバンドフスキの折り返しにゲッツェが右足で合わせ、2-0。2戦合計4-2と突き放した。

 最低でも2点が必要なシャフタールは後半開始からFWタイゾンに代えてMFドウグラス・コスタを投入し、勝負に出る。後半3分、前線でキープしたFWルイス・アドリアーノがDFを引き付け、ラストパス。フリーでボールを受けたドウグラス・コスタが右足で狙ったが、シュートはわずかにゴール左へ外れた。

 選手交代で勢い付くシャフタールに押し込まれたドルトムントだが、粘り強く耐える。すると後半14分、MFイルカイ・ギュンドアンのミドルシュートをGKアンドリー・ピアトフが前にこぼし、こぼれ球をMFヤクブ・ブラスチコフスキが押し込んだ。相手のミスを突いて3-0。2試合合計5-2とし、8強入りを決定づけた。

 3点が必要になったシャフタールは完全に勢いがなくなり、ドルトムントが危なげなく試合を進める。後半35分、ドリブル突破から決定機を迎えたMFマルコ・ロイスのシュートは枠を捉え切れず、同38分には逆にピンチも招いたが、GKロマン・バイデンフェラーがルイス・アドリアーノとの1対1をセーブ。最後まで集中力を切らすことなく、3-0の完封勝利を飾った。


▼関連リンク
欧州CL12-13特集

TOP