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[MOM632]熊本国府MF秋吉浩輔(3年)_「1対1なら取られる気がしない」高速ドリブラーが圧巻のV弾

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.15 ミズノカップU-18IN熊本2012グループB 近大和歌山1-2熊本国府 大津町運動公園多目的G]

「スピードに乗ったドリブルが武器。1対1なら取られる気がしないです。前半と後半とでマークが変わっていたけれど、監督から『オマエしかいない』と言ってもらっている。自信はありました」。熊本国府(熊本)の高速ドリブラー、MF秋吉浩輔(3年)が抜群のスピードのドリブルで全国総体出場校・近大和歌山DF陣の脅威となった。

 警戒されていても止まらない。前半から個人で1人、2人とかわしてビッグチャンスをもたらし、PKも獲得していた秋吉は後半14分に左サイドを個で破って決めたスーパーゴールでチームに勝利をもたらす。「好きな選手はロッベン。スピードはボールを持った時の方が速いと言われます」というMFの前には2人のDFがいたが、トップスピードでも乱れないボールコントロールで2人を順番に抜き去ると、最後はGKとの1対1から右足で逆サイドのゴールネットへ技ありのゴールを決めた。

 第1試合の三好(愛知)戦でのハットトリックに続く活躍でチームの勝利に貢献。「1試合1点取る」と宣言する秋吉は16日の1位リーグでも静岡学園と津工のディフェンス陣を切り裂いてチームに優勝へのゴールをもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
2012ミズノカップIN高知特設ページ
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