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[MOM640]流通経済大柏FW青木亮太(2年)_存在感ピカ一、名門の中心目指す2年生アタッカー

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.2 プレミアリーグEAST第11節 流通経済大柏高0-0清水ユース 流通経済大柏高G]

「この試合でのプレー、将来性を見ても両チームで一番光っていた」。流通経済大柏高の名将・本田裕一郎監督はその技術を賞賛していたが、この試合で最もインパクトのある動きを見せていた選手が流経大柏FW青木亮太(2年)だった。

 本人は「ボールを受けたときは怖い存在になれたと思う。でももう少し真ん中でプレーできれば。受ける位置も低かったし、もう少し高い位置で受けてシュートや他の選手を活かしたプレーをしないといけない」と反省。それでも「自分の良さはドリブル」と言い切るU-16日本代表候補アタッカーはボールを受けると、ドリブルで確実にファーストDFを外して前進。決してスピードのある選手ではないが、ボールコントロールと身のこなしで清水守備陣を切り裂いていく。後半8分、19分に個人技でディフェンスラインを破って決定的な右足シュートを放ったほか、ディフェンスラインの背後へ飛び出す動きでも清水ゴールを襲った。

 指揮官は「もうチョット決定力をつけないと」と指摘したが、プレッシャーの中でもボールを受け、ドリブルできる技術の高さに大きな期待を寄せていた。青木は「自分がシュートを打っていく。シュートを打てるようにはなってきたけど、決めきる部分ができていない。ボールを持つこともレベルは上がってきている。もっと上げていってこのチームの中心になっていきたい」。選手層の非常に厚い流経大柏で現在、存在感を発揮している2年生FW。チームを勝たせる存在となって、より存在感を高める。

(取材・文 吉田太郎)

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