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[Y☆voice202]清水ユースFW加賀美翔「上に上がるためには、何か成し遂げないといけない」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第202回目は清水エスパルスユースのFW加賀美翔選手(3年)です。
 
 静岡県選抜(静岡ユース)の一員として出場した8月のSBS杯ではU-19日本代表から2ゴール。全国リーグのプレミアリーグEASTでも激しい得点王争いを繰り広げている本格派のストライカーの現在の目標と課題とは?

―流通経済大柏戦は0-0で引き分けた
「自分たちが守備するばかりで攻撃することができなかった。自分も何もできなかった。相手の守備が速いので最初は慣れていなかった。自分たちの攻撃は強いと思うけれど、きょうは最後まで攻撃できなかった」

―前半は決定的な形もあった
「前半チャンスは何度かあった。いい攻撃ができている時間帯に攻めきれていれば、勢いに乗れた。そこで取れていれば相手も失速していたと思う」

―それでも開幕3連敗からチームは巻き返している
「最初は残留できればという感じだった。でもまとまったいい守備ができるようになって攻撃も点が生まれるようになった。3年生が怪我とかで少ない中、1年生も頑張ってくれている。チーム全体でレベルアップできていると思う」

―得点ランキングでは現在1位
「上に上がるためには、何か成し遂げないといけないと思う。自分が活躍できれば上に行くチャンスも増える。今、(得点ランキングで)上位にいるということは1位も狙える。自分が得点で1位でいければ優勝のチャンスもある。最後まで1位を狙ってプレミアのタイトルも獲れたらいい」

―得点を量産できている理由は?
「サッカーに対するい意識が変わった。高校生としてのサッカーは残り少ない。前は遊びとかにも行ってしまっていたけれど(苦笑)、1日1日を大切にして、集中して(成績も)良くなってきた」

―チームの課題は
「守備の失点がまだ多い。どれだけコンパクトにしてできるか。今回は攻撃が全然出来なかったので、次の試合で攻撃のところをしっかりつくることができるか」

―個人的な点では?
「点取ることがしっかりできればいい。きょうボールを受けることができなかったので、次はゴール前でしっかりと仕事ができるようにする」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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