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[Y☆voice213]津工FW溝田光「日の丸を背負った、責任のあるプレーをする」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第213回目は津工高の11年U-18日本代表MF溝田光選手(3年)です。
 
 ハイレベルのテクニックとスピードを活かして相手守備網を切り裂くドリブルとラストパス、シュートにも注目の強力アタッカー。一人で試合を決めてしまうほどの実力を持つFWの、選手権での目標とは?(取材日:8月)

―「ミズノカップ U-18 IN 熊本 2012」で優勝
「優勝できるとは思っていなかった。(初戦の)日章(学園)戦で逆転できたから。内容悪くても粘り強く勝つことができたのが大きかった」

―得意のドリブルで何度も大きく前に進んでゴールを量産した。今回の大会で得た手応えは?
「この試合(熊本国府との“優勝決定戦”)は抜けたけれどまだまだ。1対1を完ぺきにできるようにしたい。決定機で決められなかった場面もある。そこで決めてもっとチームを楽にしなければいけない」

―熊本国府戦は2得点、3アシスト。特にチームの4点目は物凄い弾丸シュートだった
「3-2になってもう1点決めれば楽になる。1タッチでコントロールして打とうと思っていた。振りぬいたら、いいところにいってくれた」

―昨年はU-18代表にも入った
「世界の人と戦って、日本とは全然違っていた。ドイツには回されまくったし。ボールを持ったときはできるけれど、その他はできなかった。(代表の)Jへ行く人達はやっぱり個がいい。自分も代表に入れてもらったので、代表にふさわしいプレーをしなければいけない。日の丸を背負った、責任のあるプレーをする」

―U-17W杯メンバーの候補にもなった
「U-17の時は紅白戦は良かったんですけど。試合でいいプレーができなかった」

―ピークは過ぎたと言っていたが? 良いプレーが多かった
「たまに全盛期が来る。点取れるときはいいけれど、今年は県リーグでも点を取っていない。波があるのがダメ」

―今後の目標を
「(ミズノカップで)優勝した記事を周りも見て注目されると思う。でもそれで潰れるチームじゃない。より強いチーム、相手でもやれるようにしたい。全国で旋風を巻き起こしたい。(三重のチームは)四中工だけじゃないぞというところを見せたい」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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