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[MOM650]大阪府DF橋本侑紀(C大阪U-18、1年)_アピール十分の高校初ゴールと完封劇

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.1 岐阜国体少年男子2回戦 長野県0-3大阪府 古川WA]

 狙い通りの先制ゴールで悲願の日本一を狙う大阪を勢いづけた。前半18分、大阪はCB橋本侑紀(C大阪U-18、1年)のゴールで先制する。MF山崎拓海(G大阪ユース、1年)の右CKから橋本がヘディングシュート。こぼれ球をキープしたMF高田和弥(C大阪U-18、1年)の落としたボールを橋本が左足ダイレクトで叩き、チームにリードをもたらした。

「自分が取るつもりで気持ちを強く持っていた。とにかく決めたかった」というDFは、祝福に駆け寄るチームメートを振り払うように雄叫びを上げながら歓喜のダッシュ。高校生活初となる公式戦でのゴールの喜びを全身で表現していた。

 攻撃面で大きな成果を挙げた橋本は本職の守備面でもDF前谷崇博(G大阪ユース、1年)とのコンビで長野攻撃陣を完封する。「前への強さと競り合いにも自信がある」というDFは、終盤体力が落ちて中盤が間延びしたことを反省していたが、それでも相手をシュート2本に抑えて見せた。

 憧れの選手は日本代表DF長友佑都(インテル)。「気持ちも強いし、小さくてもでかい相手とやっているから」という。自身は180cmのCBだが「自分もそこに入って活躍したい」と目標としているU-16日本代表に入るためには、自身よりも大きな相手に対しても完ぺきに封じこんで関係者にアピールする必要がある。「あすの埼玉もタレントがいる。止めてアピールしたい。DFとして無失点で行く」。埼玉との強豪対決となった準決勝も得点を与えずに勝利する。

(取材・文 吉田太郎) 
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