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[MOM760]興國FW金容輔(新3年)_「大阪では自分が1番」の自信持つ高速レフティー

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.29 ミズノカップU-18IN香川 興國2-0水橋 瀬戸大橋記念公園]

「大阪では自分が1番だと思っている」と言い切る高速アタッカーだ。興國(大阪)FW金容輔(新3年)は、50m走5秒9の快足を武器に昨年からレギュラーを務めるエース。右第5中足骨の負傷明けで迎えたこの日は「特長のスピードでもっとかわしてシュートを打たないといけない」と本来のパフォーマンスではなかったというものの、前半18分に右サイドからDF3人をかわしてPAへ侵入。ここで倒されてPKを獲得すると、得意の左足で豪快にゴールを射抜いた。

「技術はまだまだ足りない」と話すが、スピードとサイドでの1対1には絶対の自信を持っている。そして、すでに松本山雅FCのキャンプに参加するなどJリーグが近い位置になりつつある存在だ。ただ、本人は「上に行かないとスカウトも見てくれない。チームとしても上でやれるようにしたい」と力を込めた。

 4人兄弟で3人の兄のうち、2人は興國サッカー部OB。「バルサスタイルのサッカーをするところ」に憧れて入学してきた。177cm、67kgのレフティーは、昨季MF和田達也を松本山雅FC、FW山本祥輝をカターレ富山へ送り出している内野智章監督も彼らに続く存在として認める実力者。今季はケガでやや出遅れたものの、ここからどの試合でも結果を残して、先輩たちのように目標のプロ入りを果たす。 

(取材・文 吉田太郎)
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