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[MOM761]津工FW高橋昌弘(新3年)_野洲から1G3Aの活躍

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップU-18IN香川 野洲1-4津工 瀬戸大橋記念公園]

 1ゴール3アシスト。野洲ゴールに4発を叩きこんだ津工(三重)の快勝の立て役者はFW高橋昌弘(新3年)だった。「両サイドハーフが足が速いので自分がキープしてタメをつくれば、あとは裏へ出すだけ。それは意識しています」というFWは、3トップの中央で存在感を発揮。前線で確実にボールをおさめ、スペースへの動きで野洲DFを揺さぶると、前半3分に右FW田中雄大へ出したスルーパスなど、相手の背後へラストパスを通して3アシストを記録した。そして3-0の後半27分には2対1の状況から自らゴールを陥れて4点目。勝負の行方を決定づけた。

 昨年はU-18日本代表FW溝田光(現FC伊勢志摩)とFW小畑賄人(現北陸大)の強力2トップのサブ。ただ津工の藤田一豊監督は「いいポストができるようになった」と昨夏から成長してきた部分を認める。2人のプレーから学びながら自分自身の型を見つけることもできた。「(ポストプレーではボールを)利き足に止めることをことを意識して始めました。そうしたら(コントロールした後に)すぐに触ることができる。なるべくすぐ蹴れるところに置くところを意識している。それを意識することで、失うことが少し減ってきたと思います」。前日はなかなか前を向くことができず、決定機も逸して完封負け。だが、この日は反省点を修正してチームの快勝につなげた。

 目標は全国。「全然アシストばかりで点を取れていない。決めるべきところで決められるようなFWになりたいです。まずはインターハイと選手権へ行くこと。最近(全国切符を)取れていないので、自分のゴールで取りに行きたいと思っています」と宣言した。

(取材・文 吉田太郎)
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