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[MOM762]佐賀北DF橋本勇我(新3年)_転任の指揮官も成長認める守備の柱

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップU-18IN香川 佐賀北2-1鳴門 瀬戸大橋記念公園]

 4月1日付で転任するため、今大会が佐賀北(佐賀)での最後の指揮となる松尾智博監督が「空中戦も、下も、しっかり弾いてくれた。一番落ち着いてやっていた。前はバタバタ行くだけだったけれど、カバーリングもポジショニングも良くなった」と目を細めた背番号5。鳴門の反撃を断った佐賀北においてCB橋本勇我の存在は非常に大きかった。

 179cmFW宮井智史ら鳴門は1月の全国高校選手権に出場したメンバーの大半が残っていたが、「出しどころをはっきりしたので出たところを狙うだけだった。強気で行けば大丈夫だと思っていた。前半から良い感じでいけていたし、球際の強さとかバチッと行くところで負けずにできたと思う」という橋本は相手をPAへ入れずに1点リードを守りきった。

 以前は悪い時間、悪いプレーを引きずってしまっていたところがあったという。まだ課題として残っているが、意識改革してチームを引っ張る存在となってきている。「自分がしっかりと後ろで統率しなければいけない。自分が荒れていたらディフェンスラインが崩れてしまう。監督をはじめ、スタッフのおかげです(笑)」。指揮官とともに戦う舞台は今大会が最後となるが、「今年1年は総体も選手権も取って勝ち上がっていきたいです。北高が優勝するので見てもらえれば!」。宣言通りに佐賀北のゴールを死守してチームを全国へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
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