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[MOM763]初芝橋本MF江野優真(新3年)_献身的動きでチーム支える頭脳派10番

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップU-18IN香川 玉野光南0-0(PK3-4)初芝橋本 瀬戸大橋記念公園]

「初戦はミスで3失点してしまった。無失点で行けたのは良かった」と主将は“最低限”の勝利を静かに喜んだ。初芝橋本(和歌山)は相手を押し込みながらも得点力を欠いて無得点。PK戦の末に勝利したが、そのPK戦で2人目として登場して右足シュートをポストに弾かれていたMF江野優真主将(新3年)は申し訳なさげだった。「展開の量が少なかったし、セカンドも拾えなかった」と納得していなかった。

 昨季からレギュラーの163cmMFは和歌山を代表する名門校の10番を背負う。「自分は10番というタイプではない」と苦笑いするが、それでもその運動量と鋭い飛び出しから決定機に絡む動きはチームにとって欠かすことができない武器だ。この日も中盤で彼が見せるハードワークが試合の流れを初芝橋本へと傾けていた。「間を抜けたりしてゴールへ向かえと言われている。まだミスが多いですけれど、ボクが攻撃に絡んで、前を向いてもらえればチャンスができる。チームに貢献したい」と力を込めた。

 成績面では体育科でトップという頭脳と、運動量を兼ね備えたMF。阪中義博監督も「ハードワークできるし、キャプテンシーを持っている」と期待を寄せる存在が今年、チームを全国へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
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