beacon

[MOM764]九州国際大付MF三浦秀弥(新3年)_したたかに勝つ九国の“潰し屋”

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップU-18IN香川 九州国際大付3-0愛媛ユース 瀬戸大橋記念公園]

 パワーと181cmの高さが武器。したたかに勝ち点を重ねてグループを1位突破した九州国際大付(福岡)の“潰し屋”だ。愛媛ユース戦ではワンボランチを務める彼の脇を突破される時間帯もあったが、チームは布陣を変更させながら対応。本人は運動量の少なさを反省していたが、杉山公一監督がそのハードワークを評価するMF三浦秀弥主将(新3年)は「中盤でボールを取れた。前向きに取れて前方にパスを出せたので、その部分は評価できると思います」と納得していた。

 連戦を勝ち抜くためには激しいプレーをしながらもどれだけ無駄を省くことができるか。運動量に対する意識は高い。この日は相手にボールを支配される展開だったが、「(きょうは)ボールばっかり追いかけてしまっていた。連戦が続いた時、最後の決勝の時にバテテいたら決勝へ行った意味がない。もう少しボールを持つ時間を増やしたいです」と理想を口にする。激戦区・福岡で頂点に立つために、今大会で出た課題を克服する意欲でいる。

 個人としては“潰し屋”としてチームを支えつつ、攻撃でも貢献すること。「中盤で潰して前方にパスを出して攻撃の起点になる選手になる。みんながついて来れるようなキャプテンになりたい。プレーでも声でも引っ張れるキャプテンになりたいです」。自分自身のプレーを貫いて全国舞台に立つ。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
ミズノカップU-18 IN 香川2013特設ページ
▼ミズノ・フットボール情報はこちら→http://www.mizunofootball.com/
※別サイトへ移動します

TOP