beacon

[MOM772]横浜FMユースFW深澤知也(3年)_2G1A!強豪苦しめた俊足FW

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.27 プリンスリーグ関東1部第4節 横浜FMユース6-3柏U-18 マリノスタウン]

 3月のマリノスカップで得点王を獲得し、優勝に貢献している横浜F・マリノスユース(神奈川)FW深澤知也(3年)がそのスピードでチームを勝利へと導いた。まずは前半24分、鋭い動き出しから縦パスを引き出し、右オープンスペースを突くと、完ぺきな折り返しでMF田中健太の先制ゴールをアシスト。田中が「(深澤は)点を取るだけでなくて、アシストもするイメージがある。絶対にあそこに出てくると思って走った。(深澤の)裏への動き出しの特長がモロに出たプレーだったと思う」と振り返った深澤のスピードを活かしたゴールでチームは勢いづいた。

 深澤はさらに31分、CB斉藤海の縦パスに反応すると、対応を誤った相手DFの背後を取り、飛び出してきたGKよりもわずかに早くボールを触って2点目のゴール。そして後半20分にはMF汰木康也のシュートのこぼれ球を左足でゴールへと流しこんで自身2点目を決めた。

 すでにトップチームから2種登録をされている俊足ストライカーについては、松橋力蔵監督も武器であるスピードを活かしたプレーについて讃えていた。チームメートから「裏への飛び出しが特長だけど守備もよく頑張るし、信頼が厚い」という深澤。汰木が「本当に攻撃的な選手が多いし、上手く連動すれば点がボンボン取れる」というほど攻撃力があるFW陣の中で持ち味のスピードと得点力を示し続けるか。決定機を逸した場面もあっただけに反省点は改善して、次戦で2戦連発を目指す。

(取材・文 吉田太郎)2013 プリンスリーグ
2013 プリンスリーグ関東1部

TOP