ロアッソ熊本は22日、今季初の練習試合(35分×2本)で秀岳館高(熊本)と対戦し、7-0で大勝した。

　MF五領淳樹のミドルシュートで先制した熊本は秀岳館から加入した新人FWパブロ・ヤン・フェレイラが後輩たち相手にハットトリックの活躍。熊本日日新聞によると、今季から指揮を執る吉田靖監督はパブロについて「スピードとパワーがある。ボールを持っていないときの動きなど足りない要素もあるが、面白い存在」と評価したという。

　2年時の高校選手権熊本県大会で準優勝に終わるなど、全国大会出場経験がなく全国的には無名。だが、プリンスリーグ九州1部で22得点を挙げるなど期待のルーキーは「早くプロを相手に点を取りたい。次の練習試合でも絶対に得点する」と誓った。

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