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横浜FMが広島に快勝、クラブ史上初の開幕5連勝

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[4.6 J1第5節 広島1-3横浜FM Eスタ]

 横浜F・マリノスがクラブ史上初の開幕5連勝を達成した。横浜FMは敵地でサンフレッチェ広島と対戦し、3-1で勝利。昨季王者に快勝し、首位をキープした。

 試合前から雨が降りしきり、ピッチには水たまりがたまる劣悪な条件の中、開始のホイッスルが鳴った。

 先制は横浜FM。前半42分、ミキッチのクリアボールをカットしたMF富澤清太郎がゴール前やや左の位置から豪快なミドルシュートを放つ。ボールは雨を切り裂き、一直線にゴール方向に向かうと、そのまま右隅に突き刺さった。富澤のスーパーゴールで横浜FMが先に試合を動かした。

 だが広島も後半開始直後に同点に追いつく。左サイドからMF山岸智がクロスを上げると、ファーサイドのFW石原直樹が頭で落とす。これをMF高萩洋次郎が押し込み、ゲームを振り出しに戻した。

 だが3日のナビスコ杯で公式戦の連勝こそ止まったものの、リーグ戦は4連勝で首位に立つ横浜FMの勢いの方が上だった。後半29分、左サイドでボール受けたMF中町公祐がPA内のMF兵藤慎剛に預けると、兵藤はヒールで追い越した中町にパス。中町は落ち着いてゴールに流し込み、勝ち越しに成功した。さらに同35分、DFドゥトラのシュートをGK西川周作が弾くが、こぼれ球に詰めたFWマルキーニョスが押し込み、勝利を決定づけた。

 試合後勝ち越しゴールを奪った中町は、「チームの勢いは感じていた。きょうの勝ちは大きい。(ゴールの場面については)いつもやっているので、コンビネーションは深まっているのかなと思います」と冷静に話していた。

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