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岐阜GK時久が今季5度目のPKストップも…千葉が意地の勝利

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[5.6 J2第13節 岐阜0-1千葉 長良川]

 ジェフユナイテッド千葉が敵地でFC岐阜を1-0で下した。

 岐阜GK時久省吾がまたもPKを止めた。前半45分に千葉にPKが宣告されると、キッカーは前節もPKを決めたDF山口智が務める。山口は右隅を狙い蹴ったが、時久が横っ飛びで弾き、千葉に先制を許さなかった。時久のPKストップは今季これで実に5回目。1本しかゴールを許していないという驚異的な数字を残している。

 だが後半41分、試合を通じて16本を獲得したCKから千葉が決勝点を生み出す。右サイドからMF兵働昭弘がCKを蹴り入れると、GKの手に当たりMF米倉恒貴の顔面を直撃する。この跳ね返りが途中出場していたMFジャイールのひざに当たり、そのままゴールラインを越えていった。「途中出場は難しいが、ゴールを目指す気持ちで入ったし、気合も入っていた。得点で来てよかった」。試合後、ジャイールは笑顔を見せた。

 1-0で勝利した千葉は今季2度目の2連勝。勝ち点を21とし、順位を6位に上げた。対する岐阜は勝てば最下位脱出となる一戦だったが、2連敗で不敗は5戦に伸びた。

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