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積雪延期の松本対東京Vはスコアレスドロー、反町監督「仕事ぶりは勝ち点3」

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[5.15 J2第10節延期分 松本0-0東京V 松本]

 4月21日に開催予定だったが、積雪のため中止となっていたJ2第10節の松本山雅FC東京ヴェルディの試合が15日に松本平広域公園総合球技場で行われた。平日開催ながら8855人のサポーターが集まった一戦は0-0の引き分け。松本はまたも今季ホーム初勝利を逃したが、5試合連続負けなし(2勝3分)とし、前節、首位・神戸を下した東京Vの連勝を2で止めた。

 松本は前半10分、ロングスローの混戦からMF喜山康平がシュートを狙うと、こぼれ球をMF岩沼俊介、さらにはMF弦巻健人と立て続けにシュートを打ったが、決めることはできない。一方の東京Vは前節・神戸戦で2ゴールを挙げたFW高原直泰を起点にチャンスをうかがう。前半32分には左サイドのMF西紀寛から中央でパスを受けた高原が右足を振り抜いたが、シュートはゴール上へ。同39分、MF飯尾一慶のシュートも今季初出場となったGK野澤洋輔に弾き出された。

 スコアレスで折り返した後半は東京Vが攻め込み、松本は守備からカウンターを狙う展開となった。東京Vは後半9分、右クロスからファーサイドの飯尾が狙うが、喜山が体を張ってブロック。同21分にはMF鈴木惇がロングシュートを打ったが、これもGK野澤の好セーブに阻まれた。

 劣勢を強いられながら0-0のスコアレスドローに持ち込み、勝ち点1を獲得した松本。反町康治監督は「ボールを動かされたが、最後のところは抑えることができた。この勝ち点1は、あとに大きく響くと思う」と振り返り、「勝ち点1だったが、仕事ぶりから言うと勝ち点3を与えてあげたいような試合だった」と、選手の奮闘を称えていた。

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