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松本が鐡戸の値千金FKでホーム連勝「飯尾和也くんにプレゼントしたい」

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[6.8 J2第18節 松本1-0岡山 松本]

 松本山雅FCファジアーノ岡山を1-0で下した。後半42分に直接FKを蹴り込んだDF鐡戸裕史のゴールが決勝点となった。松本は分の悪かったホーム戦で2連勝を飾った。対するシーズン序盤調子の良かった岡山だが、ここに来て失速気味。2試合連続の無得点、3試合勝ちなしとなり、順位も落とす結果となった。

「ちょっとボテボテでしたが、入ってよかった。そこまで11人全員で体を張って守っていたので、どこかで点が取りたいなと思っていた」

 拮抗したゲームに決着をつけたのは4試合ぶりにスタメン復帰を果たした30歳ベテランの右足だった。FW北井佑季がゴール正面で倒されて得たFK。鐡戸の右足から放たれたシュートは壁に入った味方がしゃがんだ1人分のスペースを見事に付き、ゴール隅に吸い込まれていった。

飯尾和也くんにプレゼントしたいと思います」。先月左ひざを手術し、全治3か月の診断を受けた僚友にエールを送った鐡戸。「フリーキックの練習の時に使う『ベンケイくん』という壁を買ってくれたクラブに感謝。そしてキッカーに任命してくれた反町監督に感謝です」と詰めかけた満員のサポーターも沸かせていた。

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