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監督交代の熊本、土壇場で追いつかれ8戦勝ちなし

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[7.14 J2第24節 熊本1-1岐阜 うまスタ]

 19位ロアッソ熊本はホームで最下位・FC岐阜と1-1で引き分けた。前節・松本戦に0-3で敗れた熊本は吉田靖監督が成績不振の責任を取り、退任。この日は池谷友良社長が監督代行を務めたが、勝利を挙げることはできず、これで8試合白星なし(3分5敗)となった。

 監督交代に踏み切った熊本は前半7分に幸先よく先制した。左サイドのスローインからMF片山奨典が中央に折り返し、MF堀米勇輝が左足でゴールに流し込んだ。同39分には堀米のクロスにDF筑城和人がヘディングで合わせるが、GK時久省吾が好セーブ。追加点を奪えず、1点リードで前半を折り返した。

 早い時間に失点を喫した岐阜はその後の反撃もラストパスの精度が低くく、なかなかシュートまで持ち込むことができない。それでも後半22分にFW美尾敦が強烈なシュートを放つなど徐々に流れを引き寄せると、試合終了間際の同42分、MF森安洋文が直接FKを沈め、土壇場で1-1の同点に追いついた。

 終盤に追いつかれる悔しい引き分けとなった熊本。初陣を勝利で飾ることができなかった池谷監督代行は「今週、こういう形になって、やれることをやってきた。選手はよく戦ってくれた」と、選手たちの頑張りを称えていた。

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