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ポポ決勝FK!2位・神戸が首位追撃へ勝ち点3獲得!

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[7.27 J2第26節 神戸1-0横浜FC ノエスタ]

 前節、勝ち点50で並ぶG大阪との首位決戦に敗れた2位・ヴィッセル神戸が1試合で立て直した。15位・横浜FCとのホーム戦を1-0で勝利。2試合ぶりに勝ち点3を積み上げた。

 決勝点は鮮やかな一撃によってもたらされた。0-0で迎えた後半19分、神戸は右中間でMF小川慶治朗がFKを獲得。キッカーのMFポポが右足を振りぬくと、7枚の壁の右上を抜けた一撃がゴール右上へ突き刺さった。なかなか流れの中から決定機をつくることができなかった神戸だが、ポポの今季10得点目となるゴールで横浜FCを振り切った。

 鋭いプレスで相手の攻撃を阻む神戸に対し、前節8試合ぶりに黒星を喫し、連敗を避けたい横浜FCはダイナミックなオープン攻撃で対抗。オーバーラップした右SB野上結貴が高い位置でボールに絡むとチャンスにつながった。また16分にはサイドチェンジからFW武岡優斗が右サイドを切れ込み、最後はFW大久保哲哉が右足シュート。カウンターから流れよく前線へボールを運ぶ場面もあった。 
 
 一方、神戸はFW茂木弘人のドリブルシュートやFW田代有三とのワンツーからMFマジーニョが放った左足シュートでゴールを狙い、またカウンターからMFエステバンが素晴らしいスルーパスを出す場面もあった。横浜FCはGKシュナイダー潤之介の好守など決定機をつくらせていなかったが、ポポのファインショットの前に失点。神戸は終盤、交代出場のFW松村亮がDF2人を外して決定的な右足シュートを放ち、FW杉浦恭平と右SB奥井諒の連係で右サイドを崩し、決定的な形で小川が飛び込む。2点目を奪うことはできなかったものの、攻め続けた神戸が1-0で勝利。貴重な一撃を決めたポポは試合後のインタビューで「ボクのひとつの特長でもあると思う。皆さん分かったと思いますけれど、入ってよかった。きょうたくさんの人が来てくれて、勝ててよかった」。2位・神戸が首位追撃へ、大きな勝ち点3を加えた。

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