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玉田クラブタイ記録の5戦連発!!完全復調名古屋が浦和に完勝、5連勝!!

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[8.10 J1第20節 名古屋2-0浦和 豊田ス]

 名古屋グランパスがホームで浦和レッズに2-0で勝利した。名古屋はこれで5連勝。勝ち点を30に伸ばし、順位も9位に上げた。対する浦和の連勝は2でストップ。順位は3位のまま変わらなかったが、勝利した首位広島との勝ち点差は5に広がった。

 完全復調だ。浦和ペースに終わった前半を、GK楢崎正剛を中心に耐えた名古屋は、後半に入り一気の反撃を見せる。まずは後半15分、自陣でボールを奪ったMF藤本淳吾が前線に走り込むMF小川佳純にロングパス。小川が粘って中央のFW玉田圭司にパス。DF、GKと被りながらもキープした玉田は無人のゴールに豪快に蹴り込み、先制点を奪った。自己新記録となる5戦連続ゴールを挙げた玉田。ウェズレイ、ケネディに続くクラブ史上3人目の5試合連続ゴールとなった。

 追加点も直後に生まれた。後半19分、FWケネディがポストで受けると玉田に戻す。エリア内にスルーパスを出すと、3人目の動きで裏に飛び出した藤本がGKと1対1の状況で受ける。中央に折り返すと、完全にフリーとなっていたケネディが難なく蹴り込む。完璧な崩しを見せた名古屋が、あっという間にリードを広げた。

 浦和も前半の動きは決して悪くはなかった。前半終了間際には華麗なパスワークからFW興梠慎三がシュート。しかしわずかに左に外してしまうと、直後のMF柏木陽介のシュートも楢崎のビッグセーブに遭い、勢いのあった時間帯に得点を奪うことが出来なかった。

 後半22分からは、アーセナルとの親善試合では復活出場していたが、MF山田直輝が1年4か月ぶりのリーグ戦出場を果たした。しかしシャドーの位置に入りゴールを目指したが、最後まで名古屋ゴールをこじ開けることは出来なかった。

 2-0と完封勝利を飾った名古屋は、4月13日の新潟戦以来14試合ぶり、今季4度目の完封勝利を飾った。次節は敵地での首位広島戦となる。MF中村直志とケネディが累積4枚目のカードを貰ってしまったため、大事な広島戦の出場停止が決定した。快進撃を支えるセンターライン2人の欠場は痛いが、今の名古屋には乗り越えられそうな勢いがある。

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