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多摩川クラシコはドロー決着、得点王争う大久保と渡邉もともにゴール

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[8.10 J1第20節 川崎F2-2F東京 等々力]

 川崎フロンターレFC東京の“多摩川クラシコ”は2-2の引き分けに終わった。勝ち点1ずつを積み上げた両チームだが、ホームの川崎Fの連敗は2でストップ。F東京は敗けなしを6戦(3勝3分)に伸ばした。

 22回目を迎えた“多摩川クラシコ”は一進一退の攻防を見せた。先制したのは川崎Fだった。前半33分、FW大久保嘉人がFWアラン・ピニェイロとのワンツーでゴール前に抜け出す。この時点で得点ランクトップの相手FW渡邉千真に並ぶ得点を落ち着いて沈めた。

 だが渡邉も負けていない。6分後の前半39分、MF米本拓司の浮き球パスを胸コントロールで受けた渡邉は、ワントラップからシュート。前半早々から積極的にゴールを狙っていた渡邉。すかさず得点ランク単独トップに返り咲くゴールを決め、試合を振り出しに戻した。
 
 後半も一進一退の攻防は続いた。まずは開始35秒、右サイドからDF田中裕介が上げたクロスを大久保がヘディングで合わせる。これはGKに弾かれポストを叩くが、跳ね返りをMF中村憲剛が詰めて、川崎Fが再びリードを奪った。

 だがF東京も後半11分、ゴール前右でFKを獲得すると、DF太田宏介が左足で直接狙う。長谷川アーリアジャスールがフェイントを見せたため壁が崩れると、その上を抜けたシュートは横っ飛びで防ぎにいったGK西部洋平の手を弾き、ゴールネットを揺らした。“多摩川クラシコ”は勝ち点1ずつを分け合う結果となった。

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