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2つの今季初ゴールで愛媛が京都から6試合ぶり勝利を挙げる

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[8.11 J2第28節 愛媛2-0京都 ニンスタ]

 J2は11日、第28節を行い、愛媛FC京都サンガF.C.と対戦した。前半20分に愛媛はFW重松健太郎がPKで2年ぶりとなるゴールを挙げる。後半5分にも愛媛はMF村上巧の今季初ゴールで点差を広げた。後半戦勝利のなかった愛媛だが、最後まで京都に得点を許さずに2-0で6試合ぶりの勝利を収めている。

 先制点を挙げた重松は「勝ち点3を取れたのは大きいこと。自分も1点、ゴールを決めたことは大きいです。これで満足せず、次の試合からもどんどん取れるように頑張っていきたいです」と、ここからのゴール量産を誓った。

 立ち上がりから京都にシュートチャンスを与えなかった愛媛は、徐々に攻勢に出ていく。前半11分に右サイドからの折り返しをMF黒木恭平がシュート。これがDFに当たって浮いたところをMF加藤大がヘッドで押し込んだが、GKオ・スンフンに阻まれた。さらに黒木の左からの折り返しをDF三原向平が左足のボレーで捉えたが、ボールはクロスバーを越えて行った。少しずつ京都ゴールに迫る愛媛は、同20分に加藤がPA内でDFバヤリッツァに倒されてPKを獲得。これを重松が決めて、愛媛が1点を先行した。

 一方の京都も前半35分に左サイドからDF福村貴幸が上げたクロスをFW駒井善成がヘッドで捉える。これは左ポストを叩くと、こぼれ球に反応したFW原一樹が左足のボレーでゴールを狙ったが、ボールを枠に飛ばせなかった。

 後半の立ち上がり、ボールが落ち着かない中で愛媛が追加点を挙げる。後半5分、加藤のボールキープから、三原が落としたボールを村上がミドルシュート。これが決まって愛媛がリードを2点に広げた。さらに村上は、素早いFKからのリスタートでGKと1対1のチャンスを迎えたが、シュートを右に外してしまった。

 その後は京都も反撃に出る。しかし、GK秋元陽太のセーブに阻まれて得点を挙げられない。愛媛の8本を上回る11本のシュートを放った京都だったが、最後までゴールを挙げることはできなかった。愛媛が6試合ぶりの勝利を挙げた反面、京都にとっては20節の水戸戦(0-1)以来、8試合ぶりとなる敗戦(3勝4分)になっている。

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