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「しっかり自分のプレーをする」、ウルグアイ戦へ今野が気合を込める

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[8.11 J2第28節 G大阪1-0福岡 万博]

 福岡の見せた流動的なサッカーに苦しんだ。ガンバ大阪は、結果的には1-0で完封勝利を飾った。6月29日の徳島戦以来、7試合ぶりの完封。しかし被シュート数では4本上回られるなど、試合内容は決してほめられるものではなかった。「良くなかった。自分たちのサッカーが出来なかった」とDF今野泰幸も試合内容には悔しさを見せた。

 今野は明日から14日に強豪ウルグアイとの親善試合(宮城ス)を控える日本代表に合流する。南米屈指のタレントを擁す攻撃陣に今野らDF陣がどこまでやれるかに注目が集まる。

 FWルイス・スアレス(リバプール)、FWディエゴ・フォルラン(インテルナシオナル)…。マッチアップしてみたい選手については「そんな余裕はない」と苦笑いを浮かべた今野。「攻撃力はものすごいものがある。個もそうですが、組織力で穴をあけないようにしたい」と気を引き締めた。

 東アジア杯組との融合にも注目が集まる今回の親善試合。結果という意味では、東アジア杯のメンバーは優勝という目に見えるものを残した。だが3試合6失点と守備の課題は残っている。

「危機感なんて毎日ですよ。東アジアのメンバーが入る前から常にあります」と強調した今野。「何分出れるか分からないけど、出たらしっかり自分のプレーをする。それに尽きますね」。レギュラーの座は渡さない。謙虚に語った中にもしっかりとしたメッセージが込められていた。

(取材・文 児玉幸洋)


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