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水戸が4-3の打ち合い制す、栃木は4連敗で9戦勝ちなし

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[8.11 J2第28節 水戸4-3栃木 Ksスタ]

 北関東ダービーとなった水戸ホーリーホック栃木SCの一戦は、水戸が4-3の打ち合いを制した。水戸は連敗を免れ、2試合ぶりの白星。一方の栃木は雷雨のため中止となった7月27日の愛媛戦を挟んで4連敗を喫し、9試合勝利なし(4分5敗)となった。

 試合は激しい点の取り合いとなった。まずは前半10分、水戸はドリブルを仕掛けたMF鈴木雄斗がPA内で倒され、PKを獲得。これをFW鈴木隆行が落ち着いてゴール右隅に決め、先制した。だが、栃木も前半25分、クロスのこぼれ球にFW廣瀬浩二が左足を振り抜き、すぐさま同点に追いついた。

 前半36分、水戸はゴール正面からMF橋本晃司の左足ミドルで2-1と勝ち越したが、栃木は後半4分に廣瀬のクロスにMF杉本真が頭で合わせ、またも同点に追いつく。それでも水戸は後半11分、クリアミスを拾ったMF小澤司がみたびリードを奪う勝ち越しゴール。同15分には小澤のこの日2得点目となるゴールで4-2と突き放した。栃木も5分後の後半20分にMFクリスティアーノのゴールで1点を返すが、反撃もここまで。水戸が4-3の乱打戦を制し、ホーム100勝を達成した。

 水戸のGK本間幸司は「スリリングな試合だった。水戸に15年いるけど、こういうゲームはなかなか見れるものじゃないし、こういうゲームができるようになってきたというのは力が付いてきたということ」とコメント。4ゴールを奪ってのダービー勝利を喜びながらも、「でも、3失点はちょっとやられすぎなので、DFラインはこのままミーティングです」と、守護神として3失点を反省していた。


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